2010年6月25日金曜日

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フリーソフト公開で面倒なことになる???

■以下http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20064430,00.htm?ref=rss
の記事

オープンソースソフトを家電店が“自社開発”と偽って販売
岡田大助2004 年2月20日 19時34分


オープンソースソフト開発者がフリーソフトウェアとして公開していたHDDレコーダー用ソフトが、ある家電店で“自社開発”のソフトウェアとして HDDレコーダーとともに販売されたことが、インターネット上で話題になっている。

 “自社開発”と偽ってバンドル販売されたのは、NEC製HDDレコーダー「AX-10」上で動作するサーバソフト「wizd on NEC AX home AV server」。これは、Linux上に置いてあるムービーファイルをVertex Linkが販売しているホームネットワーク型マルチメディアプレーヤ「MediaWiz」で再生するためのサーバソフト「wizd」を、NEC製HDDレコーダー「AX-10」用に改造したもの。

 家電店では、改造版wizdを作者に無断でバンドル販売し、ユーザーサポート先として作者の連絡先を記載していた。このため、作者に対して「操作法がわからない」「返金せよ」という苦情メールが殺到した。

 今回問題になった点はいくつか挙げられる。まず第1に、オープンソースソフトを家電店が勝手に“自社開発”として販売したこと。この際、もともと付属していたドキュメント類は削除されていた。第2に、改造ソフトをAX-10にインストールすることでメーカーからの製品サポートを受けられなくなることを顧客に一切説明しなかったこと。そして第3に、製品のサポート先として改造ソフトの作者のメールアドレスのみを記載し、サポートを作者に丸投げしていたことが挙げられる。作者は、殺到する苦情メールのおかげで通常の開発作業ができず、また精神的な苦痛を強いられている。

 家電店がライセンスや操作方法などを記したドキュメントを一切削除したことが、問題を大きくしている。オリジナルのwizdのライセンスは「複写、移植、改変、転載、再配布、すべて許諾します。用途を問わず、好きにしてもらってかまいません」と極めて曖昧になっている。しかしながら、オリジナル版にAX-10用の付加機能を追加した改造版wizdのライセンスには、「このパッケージはwizd以外のライセンスが含まれており無断での再配布また他サイトでの二次配布および商用利用等の利用は行うことができません」としっかり記されている。

 また、ドキュメントの中には「このソフトウェアはNECの公式アップデートではありません、インストールした場合NECの保証を受けられなくなる可能性があります。 利用者の自己責任でのご利用をお願いしております」との一文もあり、家電店がドキュメントを削除したことで、ユーザーに混乱が生じている。

 さらに、サポート用問い合わせ先として、作者のhotmailメールアドレスのみを記載し、URLや配布サイト名などは伏せられていた。作者によると、「非常に険悪なメールが多数(1日に30~40通)無視すれば無視をするほど同じ内容を何十通と送られてくる」という。作者のメールサーバをパンクさせるほどのメールが殺到しており、通常のメールが埋もれてしまったりエラーではじかれてしまったりしているという。

 作者はこの家電店に対して事実確認の電話を行ったが、家電店と本部をたらいまわしにされたという。以後、メールによる事実確認を行ったが、「そんな事実はない」「アルバイトが勝手に企画したことなのでわからない」といった返答が戻ってきた。それどころか、「これで有名になったんだから良かったと思ったほうがいい」「ユーザーサポートの費用払ってやってもいい」「その代わりソフトの権利はウチの会社でもらう」「所詮タダで配っているソフトだから誰の著作権も何もない」などといった的外れな返答まで来る始末だ。

 作者は、改造ソフト販売の停止、店頭での謝罪分の掲示、購入者へ5000円の返金(作者によれば、バンドル販売以外にもソフト単体を5000円で販売していたという)を求めている。現在、家電店側の対応を待っている状態だ。


どこの家電屋???



■以下http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=04/02/18/1518210より
オープンソースソフトを自社製として販売、サポート作者丸投げ

HDDレコーダ用ツールwizdをNEC AX-10などでも使えるように改良しているハードディスクレコーダー総合ハッキングガイドの成果物をHDDレコーダに添付して販売した家電店が現れ、騒ぎになっている。作者のページにまとめられている事件概要を要約すると、家電店がAX-10用wizdを自社とメーカの共同開発品として製品にCD-Rで添付した上で、メーカー保障が無効になることを説明せず、ドキュメント類を削除し、自社のサポート先として作者のメールアドレスを記載していた。他にもネットで入手できることを黙ったまま5000 円で単体販売もしていた。なにも知らなかった作者のところに返金をもとめたりするクレームのメールが突然大量に舞い込んで発覚した。現在は店が店頭での返金に応じるが、謝罪や告知は行わない、という方向で収束したようだが、途中で店側が開き直るなど、平和的な解決とは言いがたい。

今回の事件の原因のひとつにwizdのライセンスがとても曖昧であることがあげられる。『ややこしい事は言いません。複写、移植、改変、転載、再配布、すべて許諾します。用途を問わず、好きにしてもらってかまいません。[...]ソース公開義務はありません。勝手にCopyrightとか付けて再配布してもかまいません。ただし、以後の責任は取るように。』(wizdのページより)と、オープンソースソフトウェアの範疇ではあるが、そもそもライセンスと呼ぶことすら少し無理があるものになっている。今回は店舗が「責任」を果たさなかったために騒ぎになったわけだが、このライセンスを読んで何をしてもいいと思ったとも十分に考えられる。もし家電店が逆キレしたまま営業妨害などの裁判になっていた場合、このような曖昧なライセンスではリスクがとても大きい。ソフトを公開するときには自分でライセンスっぽいものを書き下ろすのではなく、公開の目的をよく考えた上で、なるべく広く知られている、ちゃんと書かれた既存のライセンスを採用することを強く勧めたい。


フリーソフトなのに適当な配布を行うと、なんつーか面倒なことになってしまうということか?



■以下http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=04/02/18/1518210より

Re:誤解しないように! (スコア:5, 参考になる)
Anonymous Coward : 2004年02月19日 3時15分 (#498866)
だから、あの顛末文を書いたの(というか被害者?)はAX10USER氏であって、 wizdオリジナル作者ではないと言っておろうに・・・

ついでに問題点のまとめ

店とソフト開発者間の問題点

* 「自己責任で」と明記した上で公開されているソフトを店が勝手にバンドルして販売し(ここまでは多分問題無い)、問い合わせのあった客に「店は関係無い、作者に聞け」と言ってAX10USER氏へ問い合わせが行くように仕向け、本来AX10USER氏には義務の無いサポートをさせようとした。
* 問題を指摘したAX10USER氏に対して「これで有名になったんだから良かったと思ったほうがいい」 「ユーザーサポートの費用払ってやってもいい。 その代わりソフトの権利はウチの会社でもらう。サポート費用は月1000円」 「所詮タダで配ってるソフトだから誰の著作権も何もない、 ウチでつくってるといえばウチのもんだよ。」 など、罵詈雑言を浴びせた。
* 購入した顧客へも迷惑をかけたのだから店頭へ謝罪文を張り出して欲しい。またAX10USER氏のWebへその謝罪文を掲載させて欲しいと要求すると「店舗での謝罪文はショップとしてのイメージを損ねる恐れがあるため、告知にとどめさせていただく。店舗名・所在地の公開は品位を損ねる可能性があるので公開はやめていただきたい。」という回答だった

店と購入した顧客との間での問題点

* 「当店とメーカー共同開発のソフトウェアが搭載」と称して販売されていたため、当然メーカーサポートがあるものと考えて顧客は購入したと思われるが、メーカーであるNECの保証対象外のソフトを入れた事になるので、メーカー保証が効かなくなる。
* AX10USER氏の配布物に含まれたドキュメント等が削除されていたため、ライセンス等を知る事ができない。また、AX10USER 氏のWebのアドレス等も知る事ができず、AX10USER氏のメールアドレス以外、何の情報も得られない状態になっている。

その他の問題

* NECに著作権があり、再配布を禁止されているインストーラが同梱されている(AX10USER氏の配布物には含まれていない。入手法は書かれている)

ざっとこんな感じでしょうか。





■以下http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=04/02/18/1518210より
洗礼だと思われます。 (スコア:4, 参考になる)
Anonymous Coward : 2004年02月19日 8時09分 (#498923)
商用利用される可能性があるソフトウェアを公開しようとされる方は
今から覚悟をして下さい。私ですら何度かトラブルを経験しました。
私の方は大黒字(商用時有料での公開の為)ですのでへっちゃらですが、
赤字だとサイトを閉鎖したくなる程の衝撃を受けそうです。

どぎつい内容のライセンス条件を提示されているサイトは
大抵何かトラブルを受けたのち、ライセンスの追加や書き換えを
行って最終的にキツイ内容に落ち着いたと言う物だと思われますので
どぎついライセンス条件を提示されているサイトの物を
参考にして使用条件を書くのがするのが良い作戦です。




■以下http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=04/02/18/1518210より
Re:洗礼だと思われます。 (スコア:2, すばらしい洞察)
itoshikazu (15602) : 2004年02月20日 5時46分 (#499545) ホームページ

フリーではあるがライセンスの変更を認めないGPL以外のライセンスのモノと組み合わせる事ができない。

確かに、この部分だけをとってみれば、結果としてGPLが不便なものになっているのは事実ではあります。でもそれは、GPLが不自由なのではなくて、GPLと組み合わせる他のソフトのライセンスの方が不自由なのであって、GPLに責任はないと私は思います。たとえば、BSDライセンス(宣伝条項なし)のソフトをGPLソフトに組み合わせてGPLで配ることには何の問題もないわけで。

GPLは自由を広めるための不自由なライセンスであって、本当に自由なライセンスというのはBSDのような「他の部分にまで強制力を働かなさない」ライセンスだと思います。

BSDライセンスは、BSDライセンスで配布されたソフトの派生物を自由に利用することができない可能性を残しているという点で、むしろ不自由なライセンスだと私は思います。



■以下http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=04/02/18/1518210より

wizdは (スコア:2, 参考になる)
Anonymous Coward : 2004年02月19日 1時11分 (#498771)
元々はHDDレコーダ向けのツールでなくてLinuxで動くメディアサーバデーモン (MediaWizは元々Windowsマシン向けのサーバアプリが付いて来るけれど)
それをLinuxを積んだHDDレコーダでも動くように改良したバージョンをHDDレコーダと付けて売ったと。

タダで入手できるものを5000円で売るとか、元々メーカ保証が効かなくなる行動をそれを説明せずに薦めるとかモラル的な面が不味いというところかな。
フザけた態度である事は間違い無いけれど、こういうとてつもなく常識のない行動に対してライセンスは無力であった と。

ある程度の商品知識があれば引っかからずに済むんだから裁判しかけて勝てるかどうかは微妙な所なんではなかろうか。

匿名の利を活かして、2chのスレとかこの辺にでも店舗名書いてしまうのが消費者のためだとも思う。

*
Re:wizdは (スコア:4, 参考になる)
one-one (17888) : 2004年02月19日 2時06分 (#498823) 日記

タダで入手できるものを5000円 で売るとか、

それをいい始めたら初期のTurboLinuxとかもモラルがないということに……

OpenSourceのビジネスって基本的にただで入手できるものに packageの選択とかサポートとかの付加価値をつけてやるものでしょう.
でも ここはそのサポートをやるわけでもないばかりか ページ作者にそのサポートを押し付けたりしてるってのも問題なわけですよね




■以下http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=04/02/18/1518210より

Re:先人の知恵 (スコア:1, 興味深い)
Anonymous Coward : 2004年02月19日 1時46分 (#498801)
 アメリカの法に則り記述されたライセンスは国内でもそのまま有効なのでしょうか?

 それはさておき、私もいくつかフリーソフトを作って公開していますが、GPLやらBSDやらを採用する気はまったくありません。
 私の場合、ソフトを作った目的は、自分が便利なツールを作るからで、それ以上でもそれ以下でもありません。ライセンスというより思想(宗教)と化しているGPLとかBSDライセンスを適用するには、その思想(宗教)理解から始める必要があり、それは「めんどくさい」からです。
 そもそもヒゲの偉い人(笑)との談話集などを読むと、精通している思われる関係者ですら間違えて理解しているのも多いし……。

 ってかそんな面倒な作業が当たり前なら公開しない方を選ぶヨ。









フリーソフトも面倒だね

2010年6月18日金曜日

昔、把握していたバグの原因を忘れていた・・・・・

ネット上にあるフリーの3Dモデルを
取得し、ライブラリのチェックをしていたら
あるメタセコイアで作成された車のモデルがうまく表示できない。
原因を特定するまで、今までかかった。
(テクスチャのサイズを変更する処理が抜けていた。
これは昔、把握していたことだったのだが、すっかり忘れていた。
・・・・サイズ変更処理を入れなければならない)

これでようやく寝れる・・・・・

2010年6月14日月曜日

Xファイルパーサを書き直すことに・・・・

時間がなく、やっつけ仕事でXファイル読み込み処理部分を作成してしまったので、
読み込み処理部分の出来がよくない。
いろいろと問題がでているので
全面的に書き直すことにした。
(昔作成した、スクリプト言語の構文解析と字句解析を利用することにした)

一時間程度で書き直せると考えていたけど
予想以上に時間がかかってしまいました。
本日の昼から初めて、今ようやく一応終了することができた。

とはいえ、まだ完全に終了したわけではなく
まだいろいろと未対応部分が多いことがわかった。

2010年6月11日金曜日

フリーのよさげなモーションデータのサイトがあった。

フリーのよさげなモーションデータのサイトがあった。
モーション数も多く、いろいろと利用できそう。

http://www.mocapdata.com/
http://www.mocapdata.com/product.cgi?product_id=10015
http://www.mocapdata.com/page.cgi?p=terms_of_use
http://www.mocapdata.com/index.cgi?ditem=10&category_id=10


見てみると対応フォーマットは、Autodesk FBX、Vicon C3D
知らないフォーマットである。^^;



■Autodesk FBX
<http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/index?siteID=1169823&id=6962262>
FBX® はプラットフォームに依存しないオープンな業界標準 3D ファイルフォーマットです。これにより FBX を サポートするソフトウエアパッケージで作成したコンテンツに自由にアクセスすることが可能となります。高度なインターオペラビリティをソフトウエア間で実 現する FBX プラグインは Autodesk® Maya® 、Autodesk® 3ds Max® 、Autodesk® MotionBuilder® ソフトウエアと共に提供されます。
Autodesk® FBX® テクノロジは、プラットフォームに依存しない包括的な 3D データ交換ソリューションです。FBX 2009.3 では、読み込み/書き出し用のソース コードを公開し提供する予定です。ぜひ、カスタム パイプラインの強化にお役立てください。
 

現状では、このフォーマットの利用は無理っぽい。
(ファイルフォーマットが公開されてない???)




■Vicon C3D
ファイルフォーマットが公開されているみたい。
http://www.univie.ac.at/cga/faq/c3d.html

http://www.c3d.org/


The 3D Biomechanics Data Standard

This web site provides definitive information about the C3D file format for programmers, manufacturers and end-users. The C3D format is a public domain, binary file format that has been used in Biomechanics, Animation and Gait Analysis laboratories to record synchronized 3D and analog data since the mid 1980's.  It is supported by all 3D major Motion Capture System manufacturers, as well as other companies in the Biomechanics, Motion Capture and Animation Industries.




C3D Software Applications

http://www.c3d.org/c3dapps.html



Source Code written in C for DEC Integer C3D data

A set of user written C sources that read and write C3D files in DEC integer format.  Note that many of the routines only return a limited set of parameters but could be modified to return additional parameters.  Includes documentation and comments.



C3D Write - create C3D from ASCII - User Written

A user written windows program to import data into a C3D file.  Unfortunately without any documentation apart from a sample ASCII text input file.




C3D File viewer (MLSviewer)

A fully functional C3D file viewer written by Motion Lab Systems the runs on any 32-bit Windows computer.  It allows the user to view the parameter structure, analog data values and 3D data values stored in any C3D file.  The download file size is 1.0Mb.




C3D Software Development Kit (C3Dserver)

A Software Development Kit (SDK) for C3D.  This runs on any 32-bit Windows system and provides easy-to-use C3D file access from Visual Basic, MATLAB, C++, Excel, Java, and Word etc.   Written by Motion Lab Systems, a fully functional version of this application is available at no charge while a faster version can be purchased.  The SDK includes documentation, sample Visual Basic and C++ code, and a C3D file editing application (including complete VB source code and documentation). Example applications that use the C3Dserver are available here - several commercial 3D motion capture systems rely on the C3Dserver to provide C3D compatibility.




C3D User Manual (auto-update installation).

This installs a PDF copy of the C3D technical implementation manual, containing over 100 pages.  This documents the C3D specification and includes detailed notes and illustrations for programmers who need to access or create C3D files for any application.  The manual includes a complete description of the C3D file format and is supplied as a PDF file that can be printed and redistributed with any C3D application.  The installation of the manual includes an update program that can automatically check (and optionally download) future updates to the C3D manual.





Sample C3D data files

This collection of files is a resource for programmers, developers and users who want to test their software applications for compatibility with the C3D standard. Each downloadable zip file contains a text file with additional information - the most recent additions to this collection are at the bottom of the page.

All software applications that claim C3D compatibility must be able to open and read the sample files that meet both the Original and Current C3D specifications as well as handle C3D files that contain errors in a sensible manner.


http://www.c3d.org/sampledata.html

2010年6月10日木曜日

3Dモデルビュワーアプレットを作成

開発したPurejava3Dライブラリを利用して
3Dビューワを作成してみました。(メタセコイア、Xファイルのモデルデータが表示できます。)
よろしければ使ってみてください。


(現在、機能強化したバージョンを基本フリーソフトとして公開しています。)


2010年6月7日月曜日

自作3Dライブラリ用のデモページ

開発したPureJava3Dライブラリの性能チェック用に
作成した3D格闘ゲーム(Javaアプレット)です。




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